現在、あなたは「お腹痩せ」のために、どのような運動を行おうか考え中ですか?
体脂肪を減らし、体形を整えるために、「どの種類の運動」が最も効果的かは一般的に興味深い問題です。
ジムを見渡すと、お腹周りの脂肪を落としたい人は、アブローラーのマシンを使用するか、もしくは腹筋運動をしている人が多く散見されます。
しかし、お腹周りの脂肪を落とすという目標達成のためには、全身運動であるスクワットが腹筋運動よりも優れているといえます。
以下その理由について解説します。
- 腹筋よりスクワットの方がカロリー消費量が多い
- 筋肉の量と基礎代謝:スクワットが有効
- ホルモンの関与
- 女性のためのスクワットのやり方
- スクワットを実施するにあたって
- 一人でやるのが不安の場合は、
- 簡単に取り掛かれる腹筋運動ではなく、コスパの良いスクワットに取り掛かろう!
腹筋よりスクワットの方がカロリー消費量が多い
腹筋運動は特定の部位、つまり腹部の筋肉を鍛える運動です。
一方、スクワットは下半身だけでなく、全身の筋肉を使う運動であり、
カロリー消費量も腹筋運動よりはるかに多いです。それは、大きな筋肉群を動かすために必要なエネルギーが多いからです。
このエネルギー消費量の違いが、お腹痩せを実現する上で重要な役割を果たします。
筋肉の量と基礎代謝:スクワットが有効
筋肉量が増えると基礎代謝が上がります。
基礎代謝とは、人間が生命活動を維持するために必要なエネルギーのことで、
これが高ければ高いほど、安静時でも多くのカロリーを消費します。
スクワットは、大きな筋肉群である下半身を中心に鍛えるため、筋肉量を増やしやすく、結果的に基礎代謝を高めやすい運動です。
これに対して、腹筋運動は比較的小さな筋肉群を鍛えるだけなので、全体的な基礎代謝の向上には限定的です。
基礎代謝量が多い結果、カロリーをどんどん消費するため、スクワットは有効と言えます。
ホルモンの関与
スクワットは全身運動であり、大きな筋肉群を動かすことから、成長ホルモンやテストステロンなどのホルモンの分泌を促進します。
これらのホルモンは筋肉の成長と脂肪の燃焼を助け、お腹痩せに寄与します。
一方、腹筋運動ではこのようなホルモンの分泌を促す効果はあまり期待できません。
女性のためのスクワットのやり方
ここからは女性のためのスクワットのやり方について解説します。
スクワットは姿勢、フォームを正しく行わないと、怪我をしたり筋肉にうまく負荷がかからない場合も多いです。
スタートポジション
まずは立った状態から始めます。
足は肩幅かそれ以上に開き、つま先は自然に少し外向きになるようにします。背筋を伸ばして体をまっすぐに保ちます。
下降開始
深呼吸をしてからゆっくりとお尻を後ろに突き出すように腰を下げていきます。
この時、膝はつま先を超えないように気をつけましょう。
最低点は、膝が90度の角度になるまで下半身を下げたところです。太ももが地面と平行になるまで下げます。
体重はかかとに乗せて、お尻と太ももの筋肉を引き締めます。
上昇開始
息を吐きながらゆっくりと立ち上がります。立ち上がる時は、かかとから力を入れて、背筋をまっすぐに保ちながら元の位置に戻ります。
注意点としては、
膝がつま先より前に出ないようにすることです。そうしないと膝に負担がかかります。
背筋は常にまっすぐに保つようにしましょう。背中を丸めないように注意します。
自分のペースでゆっくりと行い、無理に速度を上げないように注意しましょう。
スクワットを実施するにあたって
スクワットの説明は上記の通りですが、
実際やり方を学ぶのと実践するのではわけが違うかと思います。
まずは、公営、区のスポーツセンターなどで、実際に試してみることをお勧めします。
トレーナーも在籍していますし、実際にフォームをチェックできる人もいます。
一人でやるのが不安の場合は、
一人でスクワットトレーニングを行うのが不安の場合は、パーソナルトレーニングジムを利用することを検討してみてください。
パーソナルジムですと、ほとんどのダイエットメニューの中にスクワットが取り入れられていて、
いかにスクワットが効果があり、重要なのかが実感できます。
自分の限界突破もでき、運動後の疲労感、また達成感もひとしおです。
簡単に取り掛かれる腹筋運動ではなく、コスパの良いスクワットに取り掛かろう!
腹筋運動より、スクワットの方が「お腹周り」にとって有効であるということで、解説を行ってきました。
スクワットは、特にバーベルを持ち上げる場合には負荷も強く、また正しいフォームを意識する必要もあります。
ただ、腹筋に比べ、圧倒的に早くお腹周りに効果が現れるため、ぜひチャレンジしてみてください!